空飛びネコのお気楽グリーンライフ

リニューアルしました。サボテン・多肉・チランジア、時々ベランダ菜園

土篩い

先日の水曜日は午後休暇を取り、去年使用した土を篩いにかけて綺麗にしました。
こっそり植え込みなどに捨ててしまおうか、なども考えましたけど、量が多いし、、、再生しないともったいないですもんね。
職場の園芸好きの人に土篩いをお借りして、野菜用深型プランター二個、横長プランター二個、木製プランター二個、素焼き八号鉢二個、テラコッタ鉢45センチ径一個分の土を篩って、鉢底石と枯れた根っこなどを取り除きました。


手袋とマスクで土埃と格闘しつつ2時間。やる気になればあっという間なんですけどね。
ネコズは最初は興味深い様子で近くにいましたが、土埃に辟易してテオ以外は皆部屋へ。テオは子供で好奇心も旺盛なので、空になった鉢をひっくり返したのの上に座って眺めていました。

テオと言えば、彼が家に来たのは去年の夏ですが、初めの頃、普通のネコトイレを嫌がってプランターでこっそりしていたことがありました。そういうこともあって初めは土を捨ててしまおうかな、、と思っていたのです。確かにかなり強いアンモニア臭が残っている土もあり、使用できるのか疑問でしたけど、アンモニア態窒素も植物はちゃんと利用できるようなので安心しました。新しい土と混ぜて、良いあんばいに調合して上げようと思います。ほうれん草なんか窒素が多いとホントに青々としますもんねー。実が成るものは多すぎると葉ばかり育ち、実が成らないこともあるので注意が必要ですが。


ところでこれ何だと思いますか?

答えはコガネムシの幼虫のミイラ。数えたら40匹でした。
インゲンの根をあっという間に食べ尽くされて夏半ばにして全滅になったのですが、その後私がプランターを完全放置したため、餌もなく水もなく、で死んでしまったみたいです。
かわいそうですが、勝負は引き分けですね。マメ科植物は全体的にタンパク質が多くて美味しいんだと思いますけど、虫にやられる確率がとても高くて難しいです。

実は幼虫は生きているのもいて、それはパプリカとシシトウの苗を植えたプランターにいたのですが、だいぶ長期間実が成り、そのため水やりも続けていたこともあり、なんと冬の間も土の中の方は湿っていたんですね。プランターが大きいこともあったと思いますが。それで、土中に残った根や土を食べながら成長したようで、、、相当大きなのもいました。
ちょっとグロいので(私は平気だけど)写真はありません。幼虫、どうしようかな−と迷いましたが、無用な殺生はしたくないのでとりあえず小さな鉢に土を入れ、それに見つけた幼虫を放り込みました。何だかんだでこちらも30匹くらいいたかしら。で、もうすぐ蛹になり成虫になるので、このままベランダで飼って(?)もいいかなーと一瞬思いましたが、カナブンが恩義を感じてくれるわけはなく、再度私の菜園に卵を産み付けられても切ないものがあるので、公園の土が軟らかそうなところに捨ててきました。
植物にくる虫も楽しみの一つですけど、収穫に影響が出るようなのはやはり困りますよね。

やっとこさの土ふるいの後、ベランダを綺麗にしてその日は終了。
働いた時間は3-4時間でしたが、かなり疲労しました。篩った土はビニール袋に入れてあるので、数日間日光に当て加熱消毒します。
これでようやく今年のベランダガーデン作りが本格的に始められそうです。